株式会社マキタ様
導入事例

株式会社マキタ様 導入事例

株式会社マキタ

事業部名:人事部 福利厚生グループ
担当者名:手塚様
業  種:電動工具、園芸用機器、エア工具、
     家庭用機器等の製造・販売
従業員数:連結17,669名(2024年3月31日現在)
     単独3,427名(2024年3月31日現在)
株式会社マキタについて:
1915年(大正4年)、マキタはモータの販売修理会社として産声をあげました。その後国産初の携帯用電気カンナを発売以来、電動工具メーカーとしての地歩を固めてきました。現在は「充電製品の総合サプライヤー」へと進化を続けており、世界中に販売・サービス、生産ネットワークを展開しています。
導入の背景 「コスト削減・コスト見直し」があり、社宅管理業務もその対象となったため。
導入の決め手 サービスが全国をカバーしており、かつ愛知県に営業所がある安心感。
導入前の課題 限られた人員で全国の社宅管理を行っていたので、ノウハウが属人化していた。
導入後の効果 物件契約や家賃の支払いなど、ルーティンワークがなくなったので、社員からの相談に親身になって対応できる。

Q1.主な業務内容や部署での役割などを教えてください。

人事部の福利厚生担当部署は数名で小所帯ですが、食堂や通勤用送迎バス、社員駐車場の管理をはじめ、祝電や弔電、お花、慰安行事の手配など様々な業務を行っています。私のメイン業務は寮や社宅の管理で、ほとんどを1名で担当しています。
入社当初は営業職を担当しており、その時期は私自身も会社の寮に住んでいましたので転勤や寮・社宅に関する事情は把握しています。また、その後は管理部門の総務部に9年半、人事部で安全衛生を8年程担当し、今の職場に配属されて1年半が経ちました。安全衛生担当の所属時期にはちょうど新型コロナウイルスの感染が拡大し、未知な業務に日々奮闘していました。

Q2.会社における部署のミッションや注力している取り組みがあれば教えてください。

弊社で働く社員が不安なく業務に集中して励むことができるよう、社宅制度や単身赴任手当について見直しを検討しています。異動がなくなることは難しい一方で、定住の希望もあります。こうした社員の業務以外の不安の解消が福利厚生の課題のひとつです。部署の担当業務である制服や食堂、社宅は人が生きるための基本である衣食住ですので、非常に重要なことだと考えています。

また人事部は、会社を司るような固いイメージを払拭し、社員に対して身近で気軽に相談してもらえるような組織にしようとしています。このこともあり、人事部内各担当部署の垣根を越えて若手を中心とした社員が定期的に集まり、課題見つけて、解決していく活動もしています。

Q3.サービスご利用前のお悩みや課題が御座いましたら教えてください。

弊社は、福利厚生担当のある愛知県の本社で全国の社宅の管理を行っています。サービスの導入前は、限られた人員や、距離の離れた地域での急なトラブル、愛知県とご当地の地域性の違いがあり苦労が多かったかと思われますが、長年担当していたベテラン社員が業務に従事していたため、独自のノウハウで乗りきっていたのだろうと想像します。一方で、急に担当者が変更となった場合には、業務の引継ぎがスムーズにできたのであろうかと考えてしまいました。
幸い御社のサービスを利用開始した後に担当者が交代しました。次の担当者は今まで社宅業務に携わったことのない社員であったため、御社のお力が無ければ、恐らく引継ぎはスムーズに進まず、交代後にそれまで以上の苦労があったと予測されます。実はその者が私の前任者です。ただし前任者は御社のサービス利用開始直後ということもあり、私よりも苦労が多かったのではないかなと思います。一方、私は御社のサービスが業務に定着してから担当者になったので苦労することなく引継ぎができました。
前任者からは「何か困ったことがあったら、リロケーション・ジャパンさんに電話したら解決してくれるからなんでも相談したらいいよ。」と言われていましたので、安心して業務ができました。

Q4.「リロの社宅管理」を導入した目的を教えてください。

前述の前任者より聞いたお話しにはなってしまいますが、当時、業務の「コスト削減・コスト見直し」がありまして社宅代行もそのうちのひとつでした。それまでは担当者2名で、1名は愛知県内の社宅を、もう1名は愛知県以外の社宅管理業務を行っていました。御社にアウトソーシングサービスをお願いして約半年が経った頃、2名のうち1名が再雇用の雇用期間終了の時期だったこともあり、前任者に切り替わるタイミングで社宅管理業務を2名から1名で担うことになりました。これは、会社が御社サービスを問題なく利用でき、補充が不要であると判断した結果かと思いますので、大きな成果と言えます。

現在では担当者が私1人であるだけでなく、導入開始後の5年間で新卒採用の人数は毎年増え、物件数も大幅に増加しました。
私も当初は未経験でしたが、この1年半の間を難なく業務をこなせてこられたのは、御社サービスのお陰であると思います。
引越しについても、サービス導入前はこれまで取引のあった引越業者1社に依頼していました。この5年間で、2019年の働き方改革や2024年問題でいわゆる「引越し難民」が年々深刻化し、今もまだその運用が続いていたとすると、引越業者の確保自体が出来ていたかどうか危ういですし、費用も言い値になってしまったと思います。社宅のアウトソーシング導入時にまとめて検討されたことはよかったと考えます。

物件の手配について、以前は全国各拠点の責任者が長年付き合いのある地元の不動産仲介業者に依頼していました。こちらについてもこの5年間で変化があり、当社が全国に新たな拠点を新設したことから、その責任者が必ずしもその土地のことを熟知しているわけでは無くなりました。その場合には、「リロネットで探してください。」と伝えるだけでどの業者に依頼して良いか迷うこと無く規程に合った物件を契約できるようになりました。

社宅の契約や家賃支払等をまとめて御社に依頼しているので、物件ごとのルーティンワークが無くなりました。信頼・安心してお願いができるので非常に助かっています。私が担当になって1年半ほど経ったのですが、当初は「毎日毎日、社宅の入退去等に関する様々な相談があるな」と思っていました。今では約3,400名の社員のうち社宅・寮に900名いて、それを1名で担当しているのだから1日1回くらいの対応はあるなと思えるようになりました。また、こうした相談に対し親身になって対応することを心掛けていますが、それができるのはルーティンワークが私の手から離れていることが非常に大きいです。

Q5.他代行会社から提案いただくと思うのですが、リロの他社と違う点があれば教えてください。

名古屋に拠点があるかないかということは、愛知県の会社からすると重要な点です。現在はWEBでも面談ができる時代ではありますが、何か困ったことがあった時に、近くに頼るところがあると思えると心強いです。
こうした面は、当社がモットーとする「地域密着型営業」という企業文化と一致しているのだと思います。

御社の特色としては、大手企業なので仲介会社様や管理会社様に御社の名前を出しても伝わると思います。新規参入企業さんですとその点は難しいと思いますし、不安ですね。

Q6.実際にサービスを利用して得たいと思う期待や得られた効果を教えてください。

私が担当になった時には御社の名前が社員にも浸透していました。定期異動の時期に案内を出す際には、全国どの地域の転勤者にも、「リロネットを使ってください。」と伝えるだけで良いということですね。転勤が決まったらリロネットを使って、まずは引越し元と引越し先の都市名などある程度の場所を登録し、次に物件紹介の依頼をして紹介を待つというフローが決まっています。

リロネットも使いやすく、マニュアルもあるのでシステムテマチックに利用しやすいです。御社からログイン方法のPDFファイルをご用意いただいていますので、社内のイントラネットへ告知して問題なく利用できています。
社員からも利用方法が分からないという問い合わせはほとんどありません。

Q7. 今後、弊社サービスがより良くなる為のご希望や改善点を教えてください。

緊急のトラブル発生に備え、コールセンターがあるといいなと思います。急ぎではない時は、リロネットのお問い合わせ機能を使えば、レスポンスも早くいただけるのでありがたいのですが、できれば担当者様と直接会話し、安心感が得られるとより良いと思います。
これは、先日あったエピソードから感じたことです。ある日、社員から私に仲介会社様の閉店後に電話が入り、「契約日が明日だが、明日朝一の引越しのため何とか今晩中に鍵をもらえませんか。」ということがありました。その際は、御社のご担当者様に相談してお力添えいただき、何とか仲介会社へ繋いでもらって鍵を受け取ることができましたので、名古屋に拠点があって良かったと感じたことでもあります。
御社はシステム改修に力を入れているとお伺いしました。今後改修いただけるのかなとは思いますが、仲介会社さんが入力する御社システムが少し難しいということを聞いたので、より簡易化していただけると誰でも使いやすいものになって、トラブル・認識の誤りもより減るのかなと思います。

Q8. 最後に、「リロの社宅管理」をお勧めする機会があるとしたら、どのような企業さんにお勧めできるか教えていただきたいです。

社宅戸数が多く管理が煩雑な会社には、リロケーション・ジャパン様に一元管理を依頼することをお勧めします。契約書のチェックや更新業務、毎月のルーティンワークもお任せしておけば安心かなと思います。

まとめ

マキタ様のご検討は、会社の「コスト削減・コスト見直し」に社宅管理業務も対象となったことから始まりました。全国の社宅を愛知県の本社から一括管理されていたため、遠隔地域でのトラブル対応や独自の地域性の違いによる対応などに大変苦慮されていらっしゃいました。
そこで「リロの社宅管理」の全国ネットワークと愛知県に営業所がある点をご評価いただき導入いただきました。
導入後はルーティンワークの削減、トラブル対応の軽減等、2名体制から1名体制への移行も成功されました。
同時に引越しもお任せいただき、1社へ依頼の運用からリロネットで依頼さえすれば引越し手配をしてもらえる運用へと変更し、導入の背景である「コスト削減・コスト見直し」に大きく貢献出来ているように伺っております。
また、長くご利用いただいている視点から様々なご意見を伺いましたので、真摯に受け止めサービス向上に努めて参ります。

事業紹介

「人の暮らしと住まい作りに役立つ工具のグローバルサプライヤー」として、電動工具や園芸用機器をはじめ充電製品を中心に製品ラインアップを幅広く展開し、お客さまの多様なニーズに応えています。
また、1つのバッテリで数多くのマキタ製品に使用することができるため、バッテリの高い互換性と豊富なラインアップが大きな強みとなっています。

マキタ
CONTACT

今の社宅運用体制に
満足ですか?
社宅管理の改善はリロにお任せください。

お電話でのお問い合わせはこちら
平日9:00~17:30
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
リロの社宅管理を
よりわかりやすく説明
pagetop