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新入社員研修に適した宿泊施設。選定する際のポイントとは

新人社員研修とは、新しく入社した従業員に働くうえで必要な心構え・知識・スキルなどを習得させるための研修です。

特に、宿泊型の新入社員研修は、新入社員同士の関係性を構築しやすい手法です。また、短期間に効率的な研修ができたり、普段見えにくい個性を把握する機会になったりするメリットもあります。

ただし、宿泊型の新入社員研修を実施するには、宿泊施設を確保する必要があります。

人事・総務部の担当者のなかには、「新人社員研修にはどのような宿泊施設が向いているのか」「宿泊施設を選ぶ際のポイントが知りたい」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、新人社員研修に活用できる宿泊施設について、種類や選び方のポイントを解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.新入社員研修に活用できる宿泊施設の選択肢
    1. 1.1.ビジネスホテル
    2. 1.2.研修用施設
    3. 1.3.短期賃貸マンション
    4. 1.4.社有社宅
  2. 2.研修に適した宿泊施設を選ぶポイント
    1. 2.1.①研修に必要な設備が揃っているか
    2. 2.2.②生活用品が整っているか
    3. 2.3.③アクセスがよいか
  3. 3.まとめ

新入社員研修に活用できる宿泊施設の選択肢

新入社員研修に主に用いられる宿泊施設としては、ビジネスホテルや研修用宿泊施設、短期賃貸マンション、社有社宅などが挙げられます。

ビジネスホテル

ビジネスホテルは、新入社員研修でよく使われる宿泊施設の一つです。

▼ビジネスホテルの特徴

メリット
デメリット
  • サービス・設備が充実している
  • 交通アクセスがよい
  • 個室内に仕事スペースを確保しにくい
  • 従業員がリラックスしにくい

食事の提供や清掃などのサービスがあり、アメニティもホテル側で用意してもらえます。特に、会議室のあるビジネスホテルであれば、新入社員研修をスムーズに実施しやすいといえます。

ただし、個室内が狭く、仕事スペースを確保しにくい場合があります。また、従業員がリラックスする空間の確保も難しいため、長期の研修ではストレスが溜まりやすくなると考えられます。

そのため、ビジネスホテルは主に短期間の研修に向いているとされます。

研修用施設

研修用に特化した施設のなかには、会議室やレストランに加えて、宿泊設備を備えている施設もあります。

▼研修用施設の特徴

メリット
デメリット
  • 研修用の設備が充実している
  • 施設側で研修をサポートしてもらえる
  • 宿泊スペースが狭い
  • 宿泊に対応した施設が見つからない可能性もある

会議室をはじめとする研修用の設備が充実しており、施設によっては専門のサポートスタッフが常駐している場合もあります。

ただし、宿泊スペースが狭くなりやすく、大人数での宿泊には向いていないといえます。また、すべての研修用施設が宿泊に対応しているわけではないため、地域によっては宿泊型の研修を実施できる施設が見つからない可能性もあります。

短期賃貸マンション

短期賃貸マンションを新入社員研修に用いる方法があります。

▼短期賃貸マンションの特徴

メリット
デメリット
  • 研修期間を柔軟に設定しやすい
  • 従業員がリラックスしやすい
  • 研修用の設備はない
  • 食事や日用品の手配が別途必要

短期賃貸マンションは週単位や月単位で借りられることから、研修内容ごとに適した研修期間を設定しやすくなります。

また、自宅のような感覚で過ごしやすいため、従業員がリラックスしやすい点もメリットです。

ただし、研修用の設備や食事・日用品などは別途用意する必要があります。

社有社宅

企業で運用している社有社宅は、研修時の宿泊施設としても活用できます。

▼社有社宅の特徴

メリット
デメリット
  • 会場の費用がかからない
  • 参加者同士の交流を促しやすい
  • 社有社宅を運用している必要がある
  • 研修の参加者全員が宿泊できない可能性もある

既に社有社宅を運用している場合は、研修用の宿泊施設を新たに借りずに社有社宅を活用することで、コスト削減につながります。自由な用途で利用できるため、参加者同士の交流機会を設けやすい点もメリットです。

ただし、社有社宅を保有していない状態の場合は、社有社宅を運用することそのものの検討から始めることが求められます。

また、社有社宅を保有していたとしても、社宅の大きさによっては研修の参加者全員が宿泊できない可能性があります。

なお、社有社宅についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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研修に適した宿泊施設を選ぶポイント

研修用の宿泊施設を選ぶ際は、設備や生活用品がどの程度揃っているかを確認しておきます。また、主要駅からのアクセスがよいかも重要なポイントです。

①研修に必要な設備が揃っているか

宿泊施設と研修会場を分けない場合、研修に使用する設備が宿泊施設内に必要となります。

▼研修に必要な設備の例

  • 会議室として利用できる広いスペース
  • 机・椅子
  • プロジェクター
  • ホワイトボード
  • 音響設備
  • インターネット環境 など

宿泊施設内に設備が揃っていない場合は、機材を企業側で別途用意して搬入する必要が生じます。

②生活用品が整っているか

宿泊型の新入社員研修においては、参加者が不自由なく過ごすための生活用品が欠かせません。

施設内に備わっていない生活用品については企業側で別途揃える必要が生じるため、宿泊施設選びにおける一つの指標となります。生活用品が整っている宿泊施設を選ぶことで、研修担当者の負担も軽減できます。

③アクセスがよいか

主要駅からのアクセスがよい宿泊施設であれば、遠方に住む新入社員も研修に参加しやすくなります。

また、宿泊施設と研修会場を分ける場合、両者のアクセスも重要です。宿泊施設と研修会場の移動による負担を軽減することで、新入社員研修に意欲を持って臨みやすくなります。

まとめ

この記事では、新入社員研修における宿泊施設について以下の内容を解説しました。

  • 新入社員研修に活用できる宿泊施設
  • 研修に適した宿泊施設を選ぶポイント

新入社員研修に活用できる宿泊施設としては、ビジネスホテルや研修用施設、短期賃貸マンションのほか、社有社宅もあります。

宿泊型の新入社員研修を行う際は、研修に必要な設備や生活用品が必要となります。自社で保有している社有社宅であれば、必要な設備・生活用品を備えておくことは難しくありません。また、研修用の宿泊施設を確保するために追加の費用を必要としない点もメリットです。

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